小平市役所
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トップ > こども・教育 > こどもの権利 > その他のこどもの権利啓発 > 武蔵野美術大学生からの提案「こどもの権利の効果的な周知・啓発方法は」
武蔵野美術大学クリエイティブイノベーション学科の『小平市の地域課題に関する提案プロジェクト』では、大学と小平市が協働し、学生が地域の課題を分析し、解決策を提案するという授業を行っています。この中で、「こどもの権利の効果的な周知・啓発方法は」について、調査と提案をしてもらいました。
今後のこどもの権利に関する啓発活動に、いただいた意見を取り入れていきます。

市の配付物が手元に届いたときに、読まずに廃棄している人が一定数いる。
また、保護者層では必ず目を通す層が多かったにもかかわらず、こども権利の内容を詳しく知っている割合が低かった。


この結果は、既存の広報誌が「手元に届いているが、内容が伝わっていない」ことを示唆している。まずはリーフレットをすぐに捨ててしまう人に、内容を読んでもらうこと、またパッと見てわかることが必要。

そのためには「直感的に分かりやすいデザイン」を取り入れて、まずは「一瞬で捨ててしまう無関心層」を振り向かせること、「読んでいるのに内容が伝わっていない層」の理解度を向上させることを提案する。
こどもの権利を知っている人ほど、その内容を理解していると感じている傾向があることがわかった。また、こどもの権利を知っているかどうかにかかわらず、学校でこどもの権利を教える重要性を感じていることが多いことがうかがえた。
理解を深める前段階として、まずは知る機会を増やすことが重要である。
中高生の時に学校で配布されたリーフレットなどで、内容をどの程度覚えているかの調査をしたところ、「全く覚えていない」「見たことがある気はするが、よく覚えていない」の割合が、こどもの権利に関するものが一番多かった。

また、4つのこどもの権利のうち、「育つ権利」についてが一番「自分が関係がある」と思った人の割合が多かった。

中高生に一番身近な進路や学習の自己決定にかかわる「育つ権利」の事例を説明することで、リーフレットを手に取ってもらい、読んでもらうきっかけとする。
こどもの権利の啓発は、住んでいる地域や自治体からよりも、家族からの働きかけの方が効果を持つと思うと答えた人が多かった。
このことから、こどもの権利に関する啓発をこどもにするときは、親世代に対して啓発してこどもに伝えてもらうことが一番効果的であると考える。
これから社会人になる自分たち大学生がこどもの権利を深く理解しておくことが大事だと考える。
悩みごとを抱えている人が、電話やメールなどで顔が見えない相手に相談する第一歩を踏み出すために、心理的負担を少なくすることが大事だと感じて調査した。
相談する人と相談相手の会話として、話の切り出し方や、具体的な情報説明に入ってく流れを段階ごとに具体的に示すことでイメージがわくので、広報としては有効である。
市ではこどもの権利に関するスライドアニメーションを作成しているが、対象としている若者は行政のホームページにアクセスする機会が少ない。特に暮らしている地域の情報をキャッチできていると回答した大学生はほとんどいなかった。
キャッチできていないと回答した人に最も手軽にアクセスしやすいメディアを尋ねたところ、多い順にインスタグラム、X(エックス)だった。
住んでいる地域のおすすめスポットの紹介があると気になるという人が多い結果になったので、組みあわせてインスタグラムで広報するのが効果的であるという結果になった。
1つの動画を短縮、分割し、ショート動画にすることで、目にする回数を増やす効果もある。
自分がこどもだった頃に自由や選択の余地を与えてもらった経験がある人ほど、他者の自由を尊重する態度に結び付くのではという仮説を立てて調査した。こどもの権利を尊重することは、今だけでなく、将来に渡っても効果があることを伝えていければいい。